ジャパンラグビートップリーグ2008-2009 第6節 試合結果
日にち:10月26日(日) 場 所:ユアテックスタジアム(宮城) 時 間:13:00キックオフ 観客数:4572人 レフリー:新野好之
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横河武蔵野
アトラスターズ

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29 |
× |
47 |
サントリー
サンゴリアス
  
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T |
G |
PG |
DG |
計 |
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計 |
T |
G |
PG |
DG |
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3 |
2 |
0 |
0 |
19 |
1st |
14 |
2 |
2 |
0 |
0 |
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1 |
1 |
1 |
0 |
10 |
2nd |
33 |
5 |
4 |
0 |
0 |
T=トライ(5点) G=ゴール(2点) PG=ペナルティゴール(3点) DG=ドロップゴール(3点)
トップリーグ2008-2009順位表→
昨季TL王者相手に前半をリード、4トライで勝ち点1獲得
「今日はとにかく気合いが入っていた」(山田貴志) 「『とにかく攻撃し続けよう』と臨んだ」(レオHC) トップリーグ2008-2009第6節、試合開始前からアトラスターズのボルテージは最高潮に達していた。事前にサントリーサンゴリアスのメンバー表を見て、誰もが「フォワードのキーマンがいない」「いつもより落としてきている」と感じていたからだ。 気持ちの通り、前半、フォワードを攻撃的なメンバーにして臨んだアトラスターズはサントリーの上を行った。@山田、Gフィフィタ、D内藤と、前半のトライはすべて、憤りを感じていたフォワード陣が奪う。2トライを許すも、昨季TL(トップリーグ)王者相手に19対14とリードを奪って前半を折り返した。 しかし後半、サントリーはメンバーチェンジによって試合展開に変化をもたらした。後半開始前に「最初の10分間が大事だぞ」と気を引き締めたアトラスターズだったが、変化したサントリーの速いテンポについていけず、開始10分で2トライを献上。途中、ワイドな展開からペネトレイト役にボールを回す、得意の攻撃の形を作って攻め込んだが得点には至らず。さらに2トライを許し、大きく引き離された。しかし、最後まで諦めずにトライを狙い続けたアトラスターズ。終了間際に途中出場の(20)小池がこの試合4本目のトライで一矢報い、敗れはしたもののボーナスポイントの勝ち点1を獲得した。 サントリー戦でシーズン前半の6試合が終了。開幕から6連敗となったが、レオHCは後半戦へ大きな期待を抱く。 「勝負に徹する気持ち、自信が選手たちから伺えた。4トライを奪うことができたし、最後まで諦めない姿勢も見られた。今日の試合は、この後のシーズンに良い影響があると思う」(レオHC) 選手たちも決して、下を向いていない。 「負けたけど、勝ち点1を取ることができた。選手たちも肩を落とすのではなく、『良くやった』と前を向いている。今日の試合は自信になったはずです」(主将・佐藤幸士)
トップリーグは11月末まで一時中断となる。再開後、最初の試合は11月29日の日本IBMビッグブルー戦。トップリーグ残留を果たすためには絶対に負けられない相手だ。
「いま以上に勝ちにこだわったゲームメイクや戦術を意識して練習していきたい」(内藤公洋)
「IBM戦では確実に勝ち点5を取りたい」(糠盛俊介)
選手の気持ちは、すでにIBM戦に向いている。
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<ヘッドコーチ シウレオ・ラファイアリ>
今日は非常に大きなチャンスのあった試合でした。相手の先発メンバーを見て、やや落としてきたと感じていたので「とにかく攻撃し続けよう」と試合に臨みました。前半は思い通りの展開になりましたが、後半は良くなかった。ハーフタイムに「相手のプレッシャーをうまく吸収し、かわした方が勝つ」という話をしました。サントリーは試合のテンポを変えたの対して、我々は同じテンポのまま試合をしてしまった。後半に33点も取られているのはそれが原因でしょう。また、NEC、トヨタ戦同様、この試合も後半の開始10分間で攻め込まれてしまいました。結果から見ても、この時間帯は非常に重要だとわかっています。後半開始前に一度ゼロに戻したり、改めて身体を暖めたりした方がいいのかなど、何かを変えられるように検討したいです。
このようなチャンピオンチームを相手に、こちらの力を十分に発揮できたことが良かったと思います。勝負に徹する自信がありましたし、選手からもそういう感じが伺えた。前半に3本、後半に1本のトライを奪い、ボーナスポイントで勝ち点1を獲得できましたし、最後の最後まで諦めずに試合ができた。この結果はこの後のシーズンに良い影響があると思います。
まだ、80分間集中を切らさずに戦うという課題が残っているので、次のゲームまでの4週間でしっかりと修正していきたい。自分たちは戦える、ということは十分にわかりました。次の試合も勝つチャンスがあるので、いままで以上の努力をして勝ちに行きます。IBM戦(11月29日)以降は4試合続くので非常にタフな期間になると思いますが、気を引き締めて臨みたいと思います。 |
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<主将 佐藤 幸士/CTB>
サントリーさんは今日、フォワードに外国人選手を入れずに和製フォワードで勝負に来ました。だから我々は、サモ、フィフィタら攻撃中心のメンバー構成にしたんです。バックスのディフェンスさえしっかりしていれば勝てると臨んだゲームで、前半は思い通りの試合展開でした。でも後半は、サントリーさんの底力を見せられ、うちのミスも重なって突き放された。後半開始前に円陣を組んだとき、「最初の10分が大事になってくる」と話をして臨んだんですが、またも開始10分でやられてしまいました。だから、その10分に一体何が起きているのか、ビデオを見て分析する必要があります。気持ちの問題だけではなさそうです。気持ちは入っているけど何かしらのミスが起きているとか、原因を追及しないといけない。どう修正していくかをチーム全体で考えたいと思います。
今日は負けましたが、ボーナスポイントの勝ち点1を獲得しました。それが自信につながるはずです。選手たちも肩を落とすのではなく、「良くやった」と前を向いていますから、必ず次につながるとと感じています。次はIBM戦で、残留するためには落とせない試合です。三洋電機、東芝戦を捨ててでもIBM対策を練る必要がある、それくらい大事なゲームだと思っています。 |
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<内藤 公洋/LO>
(この試合で、今シーズン初スタメン、トップリーグ初出場を果たす)
今シーズン初のスタメンでしたし、結果を出さないと次の試合から出場できなくなると思っていたので、前日の夜から少し緊張していました。個人的には今後も試合に出たいと思っていますし、それいつながるようなプレーをしようと試合に臨みました。
前半の逆転トライは、無我夢中で、何も考えずに走り込んでいました。そこに走り込めたことが自分としては評価したいと思います。ただ、後半の最初に良い形が作れないまま交替してしまったので残念です。後半の最初に気を引き締めてプレーする、これがチームとしての課題ですね。
今日戦ってみて、相手のメンバー抜きにしても、そこまでの実力差があるとは感ませんでした。そこを、いかに勝ちにつなげるかがチームの最大の課題ですね。次の試合はIBM戦。負けられない相手だけに、いま以上に勝ちにこだわったゲームメイクや戦術を意識して練習していきたいです。 |
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<アトラスターズ 交替/入替> |
<サンゴリアス 交替/入替>
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| 交替 |
前半38分 |
1(山田)→16(佐藤明) |
入替 |
後半0分 |
9(グレーガン)→20(成田) |
| 入替 |
後半8分 |
9(西田)→20(小池) |
入替 |
後半8分 |
7(瀬川)→19(ハビリ) |
| 入替 |
後半19分 |
10(長尾)→22(田沼) |
入替 |
後半11分 |
3(池谷)→21(畠山) |
| 入替 |
後半22分 |
5(内藤)→18(コリン) |
入替 |
後半25分 |
10(曽我部)→21(菅藤) |
| 入替 |
後半22分 |
11(ロコビヤウ)→21(大石) |
入替 |
後半27分 |
1(前田)→16(金井) |
| 入替 |
後半28分 |
4(小堀)→19(荒川) |
入替 |
後半27分 |
4(早野)→18(田原) |
| 入替 |
後半29分 |
3(坂尾)→17(藤田) |
入替 |
後半33分 |
6(佐合)→22(野村) |
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<アトラスターズ 一時交替> |
<サンゴリアス 一時交替>
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<試合経過>
| 時間 |
チーム |
内容 |
得点 |
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1分 |
サントリー |
自陣10mライン中央ラックから左へ展開
H−I−K−L−N−Jとつなぎ、J小野澤がトライ
Kニコラスのゴール成功 |
0-7 |
| 3分 |
横河 |
敵陣22mライン左ラックから右へ展開
Eサモが突破し、倒されながらも@山田につなぎ、トライ
I長尾のゴール成功 |
7-7 |
| 16分 |
横河 |
敵陣ゴール前左、マイボールスクラムでサントリーが反則
Gフィフィタがタップキックでクイックスタート、そのままトライ
I長尾のゴール不成功 |
12-7 |
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24分 |
サントリー |
敵陣ゴール前左、マイボールスクラムからG竹林が持ち出す
G竹林は右サイドをついて、囲まれながらもトライ
Kニコラスのゴール成功 |
12-14 |
| 32分 |
横河 |
サントリー、自陣22mライン付近中央ラックから右へ展開
パスミスのボールを横河H西田が拾い、D内藤へパス
D内藤がそのままトライ I長尾のゴール成功 |
19-14 |
| 時間 |
チーム |
内容 |
得点 |
|
4分 |
サントリー |
敵陣ゴール前中央、マイボールスクラムから左へ展開
(20)−Nとつなぎ、一時交替中のRハビリにつないでトライ
Kニコラスのゴール成功 |
19-21 |
| 11分 |
サントリー |
敵陣ゴール前中央、(20)がタップキックでクイックスタート
左サイドのEへ大きく飛ばし、E佐合が持ち込んでトライ
Kニコラスのゴール成功 |
19-28 |
| 15分 |
横河 |
サントリーの反則、横河はPGを選択
敵陣22mライン中央からのI長尾のPG成功 |
22-28 |
| 17分 |
サントリー |
敵陣ゴール前、(20)のクイックスタートから連続攻撃
中央ラックから(20)−Pと左へ展開し、P畠山がトライ
Kニコラスのゴール成功 |
22-35 |
| 26分 |
サントリー |
敵陣22mライン左ラックから(20)−(21)と右へ展開
(21)が右サイドへ大きくキックパス、Mが追いついてキャッチ
M長友が走り切ってトライ Kニコラスのゴール成功 |
22-42 |
| 34分 |
サントリー |
敵陣ゴール前右、マイボールスクラムから左へ展開
(20)−(21)とつなぎ、J小野澤へ飛ばしてトライ
Kニコラスのゴール不成功 |
22-47 |
| 39分 |
横河 |
敵陣ゴール前、マイボールラインアウトから連続攻撃
右ラックから(20)小池が持ち出し、左サイドをついてトライ
M笠原のゴール成功 |
29-47 |
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<西田 英樹/SH>
個人的には久し振りの公式戦だったので、気持ち良かったです。
前半はすごく気持ちが入っていて前に前に出て行けました。ハーフタイムには「さらに集中して、相手のキープレイヤーをマークしていこう」と話しましたが、後半、ちょっとした隙を突かれてしまい、それで徐々に気持ちが落ちてしまったのかなと思います。
(チームは6連敗だが)ここまで来ているので、あとは思い切りやるしかないと思っています。 |
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<山田 貴志/PR>
サントリーがメンバーを落としてきていたので、完全に下に見られていると思っていました。特にフォワードのメンバーそう思っていたでしょうし、前日のチームミーティングから気合いが入っていました。それだけに、結果を出せなくて残念です。後半も前半の勢いのままに行きたかったんですが、そうさせなかったのはディフェンディングチャンピオンの実力ですね。自分自身も途中でケガをしてチームに迷惑をかけてしまったので、申し訳なく思っています。
後半、外から見ていて、ディフェンスをもう少し組織で守れれば良かったのかなと思いました。相手に余られたとき、詰めて逆を突かれてしまう場面がありました。そこを我慢して、ゆっくりみんなで守れるようになれば、ディフェンスはもっと良くなると思います。 |
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<糠盛 俊介/PR・HO>
前半はフォワードが前に出ていき、出たところにバックスが前にポンポンと入っていく良い形ができていました。後半は相手の力が上だったと感じました。ゴール前で確実に点数を取っていく事ができないと点差が広がってしまいます。ゴール前で止める事、しっかり点を取って帰ってくることを徹底してやらないといけないですね。 自分自身ではハンドリングのミスが出たため、その点の修正が課題です。次のIBM戦では確実に勝ち点5を取っていきたいですね。
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<趙 顕徳/FL>
後半ポンポンやられすぎました。サントリーのテンポが変わって、こちらも疲れ始めていたときでしたね。でも、悪いゲームではないと思います。
まだまだスクラムで押し込まれるときがありましたし、ラインアウトも肝心なところで反則を取られることがありました。もっと安定感を高めないといけないですね。
スタンドオフが代わったり、メンバーチェンジがあって、徐々にボールが外へ回せるようになってきています。それを生かすための走り込みができるように心がけたいです。チーム的にも、いまのパターンにもっとなじめるように練習していきたいです。 |
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