ジャパンラグビートップリーグ2008-2009 開幕戦 試合結果

日にち:9月6日(土)   場 所:長居スタジアム(大阪)  時 間:17:00キックオフ  観客数:8623人  レフリー:戸田京介

 

横河武蔵野

アトラスターズ

横河武蔵野アトラスターズ

14

×

43

近鉄

ライナーズ

近鉄ライナーズ

T

G

PG

DG

 

T

G

PG

DG

1

1

0

0

7

1st

21

3

3

0

0

1

1

0

0

7

2nd

22

3

2

1

0

T=トライ(5点) G=ゴール(2点) PG=ペナルティゴール(3点) DG=ドロップゴール(3点)

トップリーグ2008-2009順位表→

“目の覚める”敗戦

アトラスターズが、トップリーグの洗礼を受けた。

トップリーグ2008-2009開幕戦、アトラスターズは元トップリーガーの近鉄ライナーズと対戦。序盤から近鉄にペースを握られたアトラスターズは、10分、18分と立て続けにトライを許す。ミスが目立ち、攻めあぐねるアトラスターズ。23分のトライ以外にほとんど見せ場を作れず、前半を終えた。

後半に入っても、流れは変わらず。前半に比べて攻撃の勢いが増したアトラスターズだったが、チャンスでミスを犯してしまい得点につなげられない。前半同様、3トライを許し、14対43と大差で敗れた。

「ミスにつけ込まれた。これがトップリーグのレベル。1回のミスが命取りになる」(レオHC)

ミスが命取りになる……夏合宿中、レオ・ヘッドコーチの口から何度となく出てきた言葉。だからこそ、ミスをしないために基本技術の精度アップに力を入れてきた。が、この近鉄戦、実際のトップリーグの試合でミスの恐さを体感させられる結果となった。

「我々にとっては非常に目が覚める、いい機会だった」とレオHC。9月12日(金)の次戦、NECグリーンロケッツ戦での復活はなるか。

 

 

<ヘッドコーチ シウレオ・ラファイアリ>

近鉄は良くやったと思いますが、我々の持てる力を出し切れなかったために、余計に良いチームに見せてしまいました。非常に残念です。スタジアムが大きくて、テレビカメラが入っていたりと、今までの環境とは違ったせいもあったかもしれません。
これがトップリーグのレベルです。1回のミスが命取りになる、そういう厳しい試合に対応できるようにならないといけません。近鉄はシンプルなプレーの基本スキルがしっかりしている。横河はこの試合ではそれができなかった。その差が今日の試合は出てしまったと思います。

来週はNECという強豪チームと対戦します。タフな試合になるでしょう。全選手が早くに成長する必要があります。ビデオを見て、修正すべき点を練習し、しっかりと方法を考えて攻撃を仕掛けられるように準備します。そして、横河のラグビーである「前に出るラグビー」を出したい。そのためにはセットプレーが起点になります。さらには、背番号に関係なく、誰がどこのポジションをやってもできるようにしたい。それができれば競った試合ができ、勝つことも可能です。


<BKコーチ アール・バー>

バックス陣は非常に良くやったと思います。特に、(佐藤)慎之介、(笠原)誠、(小池)善行。フォワードの力でボールが前に出ないと生きた球が来ないので、バックス陣は大変になる。でも、今日はいいボールがまわってこなかったにも関わらず、しっかりしたプレーができていました。
今シーズンはディフェンスがカギです。今日の試合のように40点取られれば負けるでしょう。まだ1対1のミスタックルが多い。2週間前のセコム戦ではディフェンスが非常にうまくいきました。そのディフェンスが出せれば必ず勝利できるはずです。常にいいディフェンスを出すためには、良かった点、悪かった点、どちらも継続して練習しなければいけません。良かった点を練習せずに悪い点ばかりを修正していたのでは、次の試合で良かった点にほころびが出てしまう。今日の試合から学んでさらにレベルアップしたいです。

 

<主将 佐藤 幸士/CTB・WTB>

アウエーの雰囲気に飲み込まれないように調整してきたつもりでした。しかし、全体的に動きが硬く、最初に受けにまわってしまった。それがこの試合の敗因だと思います。

マイボールの時、自分たちの陣地でボールキープできず、自分たちのテンポがつかめませんでした。それに対して、近鉄さんが持ち込んだボールのターンオーバーからの厚いサポートに対抗しきれなかった。早くプレスしようと意識するあまり、そこにつけこまれて自分たちのテンポでフリーのボールが出せませんでした。そこは早急に修正しなければいけないですね。

また来週の試合(9月12日のNECグリーンロケッツ戦)に向けて、気持ちを切り替え調整していきたいです。

  

横河武蔵野アトラスターズ・メンバー 近鉄ライナーズ・メンバー

1

糠盛 俊介

1

石田 大起

2

佐藤 明善

2

重枝 孝二

3

坂尾 英之

3

成 昂徳

4

黒須 夏樹

4

ルーク・トンプソン 【Cap】

5

ヨン・クウォンヌ

5

山本 健太

6

ラディキ・サモ

6

佐藤 幹夫

7

趙 顕徳

7

赤井 大介

8

テビタ・フィフィタ

8

タウファ 統悦

9

小池 善行

9

金 チョルウォン

10

ジョナサン・ベントレー

10

重光 泰昌

11

藤山 慎也

11

四宮 洋平

12

佐藤 幸士 【Cap】

12

ジェフリー・イエロメ

13

田沼 崇

13

アンドリュー・マイレー

14

笠原 誠

14

角濱 嘉彦

15

佐藤 慎之介

15

坂本 和城

16

山田 貴志

16

塩見 圭大

17

藤田 登

17

中村 勇輔

18

コリン・ユークス

18

袋井 隆史

19

小堀 正博

19

大隈 隆明

20

池原 忠治

20

佐久間 隆

21

大石 武範

21

ジェームス・ヒルゲンドルフ

22

ロコビヤウ・ナソーニ

22

寺田 幸司

<アトラスターズ 交替/入替>

<ライナーズ 交替/入替>

入替 前半19分 3(坂尾)→17(藤田) 交替 前半0分 5(山本)→18(袋井)
入替 後半10分 1(糠盛)→16(山田) 入替 後半21分 11(四宮)→22(寺田)
入替 後半10分 8(テビタ)→18(コリン) 入替 後半22分 7(赤井)→19(大隈)
入替 後半13分 10(ジョナサン)→22(ロコビヤウ) 入替 後半33分 1(石田)→17(中村)
入替 後半21分 5(ヨン)→19(小堀) 入替 後半33分 12(ジェフェリー)→21(ジェームス)
入替 後半26分 13(田沼)→21(大石) 入替 後半33分 2(重枝)→16(塩見)
入替 後半33分 12(佐藤幸)→20(池原) 入替 後半36分 9(金)→20(佐久間)

 
    <試合経過>

1st

時間 チーム 内容 得点
10分 近鉄

横河、自陣ゴール前マイボールラインアウト後、ターンオーバー
近鉄がこぼれ球を拾い、左へ展開

H−I−L−J−NとつないでNトライ  I重光のゴール成功

0-7
18分 近鉄

自陣10mライン、マイボールラインアウトから連続攻撃

ゴール前30mでパスを受けたHが抜け出し、タックルを振り切りトライ

I重光のゴール成功

0-14

23分

横河

敵陣10mライン、マイボールスクラムから連続攻撃
ゴール手前30mでできたラックからGテビタが持ち出し、

最後はディフェンスを振り切ってトライ Iジョナサンのゴール成功

7-14
31分 近鉄

ハーフライン、横河ボールラインアウトのこぼれ球を拾い連続攻撃

できたラックからH−Iとつなぎ、Iが個人技でラインブレイクしトライ

I重光のゴール成功

7-21

2nd

時間 チーム 内容 得点

8分

近鉄

横河、自陣ゴール手前11mで反則  近鉄IのPG成功

7-24

12分

近鉄

中盤でパスをつなぎ、ラインブレイク

敵陣ゴール直前、ラックからAが持ち出してトライ I重光のゴール成功

7-31
14分 横河

近鉄、自陣22mライン内にボール戻し、Nがキック
横河H小池がチャージし、そのまま飛び込んでトライ

M笠原のゴール成功

14-31

31分

近鉄

敵陣10mラインから連続攻撃、Gがラインブレイク

最後にパス受けたLがトライ I重光のゴール不成功

14-36
36分 近鉄

敵陣ゴール前、マイボールラインアウトから左へ展開

パスを21が持ち出し、そのままトライ I重光のゴール成功

14-43

 

<ラディキ・サモ/FL・No8>

我々と近鉄のレベルは同じだと思います。勝てた相手だと思いますが、あまりにもミスが多かった。そのミスにつけ込まれたのが敗因です。
どんなにいいチームでも、ラグビーをするための準備が必要です。自分の100%の状態でグラウンドに現れ、80分間継続していいラグビーをしないといけない。今日の試合、ボールを取って勢いに乗れそうなときもあったが、途中間延びしてしまいました。気持ちが切れて、いいボールが出ても生かせなかった。その代償に得点を奪われてしまいました80分間、いい形で試合運びができるようにしないといけません。その点、近鉄は、ラグビーをする準備ができていたと思います。
次に戦うNECは、近鉄とはレベルの違う(高い)チームです。今日の試合のビデオを見て、反省すべき点を修正して次の試合に臨みたいです。


<小池 善行/SH>

出だしから硬かったですね。気合いは入っていたんですが、「やろう」という気持ちが強すぎて、逆にミスが多くなってしまった。動きが硬かったので、ややセーフティにラグビーを運んでしまいました。もっとアタックを仕掛けて、どんどん攻撃を継続できればタイトなゲームができたと思います。今日は自分たちのミス、自滅です。個人的には差はないと思いましたし、ミスにつけ込まれた結果でしょう。近鉄もミスはしていましたが、それを大きなミスにせず修正していた。
チーム全体のパフォーマンス自体は上がっています。この試合でも、今できることはやりました。これからももっと色んな準備をして、いいラグビーができるように詰めていきたいです。

 

<佐藤 慎之介/FB>

今日の試合はスコアの通りです。力を出し切れないまま終わってしまいました。ミスはそこまで多くなかったと思いますし、緊張していたわけではないんですが……何とも言えない感覚ですね。途中、集中力が切れてしまったり、気持ちの問題が大きいですね。相手と気持ちの差があった。それもまた実力です。

 

 

 
 

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