ジャパンラグビートップリーグ2008-2009 第2節 試合結果

 日にち:9月12日(金)   場 所:秩父宮ラグビー場(東京)  時 間:19:30キックオフ  観客数:3930人  レフリー:麻生彰久

   

横河武蔵野

アトラスターズ

横河武蔵野アトラスターズ

19

×

47

NEC

グリーンロケッツ

NECグリーンロケッツ

T

G

PG

DG

 

T

G

PG

DG

0

0

3

0

9

1st

9

0

0

3

0

1

1

1

0

10

2nd

38

6

4

0

0

T=トライ(5点) G=ゴール(2点) PG=ペナルティゴール(3点) DG=ドロップゴール(3点)

トップリーグ2008-2009順位表→

 

「戦える自信がついた」

毎シーズン、トップリーグ8強に名を連ねるNECグリーンロケッツにアトラスターズが食い下がる。

トップリーグ2008-2009第2節、アトラスターズは今シーズン初のホームゲームでNECと対戦。前半、前節で課題となった「1対1のタックル」でNECの攻撃をことごとく食い止め、許した得点は3本のPGのみ。ジョナサン・ベントレー(SO)の3本のPGで、強豪相手に9対9の同点で前半を折り返した。

後半、序盤にミスを犯して失点すると、立て続けにトライを許し引き離されたアトラスターズ。しかし、最後まで諦めずに攻撃を仕掛け、ロスタイムのラストチャンスを生かし途中出場の小堀正博(FL)がトライ、一矢を報いた。

結果を見れば19対47の大差。が、「役者ぞろいのNECと渡り合えた。行ける、という自信、手応えをつかんだ」と佐藤幸士主将。レオHCも選手たちの成長を感じており、次戦に向けて弾みとなる試合になった。この自信を胸に9月20日(土)、アトラスターズは第3節の福岡サニックスブルース戦に臨む。

 

 

<ヘッドコーチ シウレオ・ラファイアリ>

最初の40分はうまくいきましたが、後半の40分が駄目でした。近鉄戦の反省から、この試合はディフェンスを課題にしていました。特に、素早く詰めることを意識してやった。前半はNECを追い詰めることができたが、後半はうまくいきませんでした。
ラグビーは40分ではなく80分。前後半通して高いパフォーマンスを出さなければいけません。そして、ターンオーバーが多すぎたのも非常に残念です。前半は17回、後半はメモを取ることをやめたくらいです。やってやろうという気持ちは出ていたし、ゲームプランも遂行できた。最後まで諦めずにプレーしたのは良かったが、気持ちを出すプレーと賢いプレーのバランスが必要です。

トップリーグの試合を経験して、選手たちは確かに強くなっています。成長するスピードは今まで以上にアップしています。でも、もっと成長してもらわないといけない。未経験の選手たちはトップリーグの雰囲気に慣れてもらわないといけない。犯してしまったミスを反省し、次に同じ状況があったら正しい判断ができるようにする。トップリーグとトップイースト11の違いはそこにあります。小さなミスで試合が決まる。小さなプレーができないと勝てません。
横河の応援団から素晴らしい声援をもらいました。皆さんの声援を受け止め、努力して、応えられるように結果を出したい。私自身、この高いレベルのトップリーグでも十分に戦えると思っています。自分たちの力を信じ、自信を持って試合に臨みたい。「この厳しい時期があって良かった」と思えるようにしたいです。

 

<主将 佐藤 幸士/CTB・WTB>

今日の試合は、近鉄戦の反省から「1対1のディフェンス」が課題でした。しっかりとタックルに行って仕留める。前半は食らいついていったんですが、後半は駄目でした。後半、立ち上がりの10分を締めようとしていたら、開始1分で失点。その10分間をしっかりできなかったのがいけなかった。競っているゲームで簡単にトライを許すのは最悪です。しかも、取られた後にミスを修正できず、また失点してしまった。気持ちの切り替えを早くする、80分間集中力を保つことが次の課題です。トップリーグのチームはフィジカルが強い。気持ちでカバーしないと勝てません。底力はNECが一枚も二枚も上ですが、気迫で五分に持って行けた。それを80分間継続しないといけません。
負けはしましたが、この試合で得るものはありました。役者揃いのNECと十分に戦えて、行けるという自信、手応えがあった。ただ、毎回「いいゲームだった」で終わるわけにはいかないので、早く結果を出したいです。

 

 

横河武蔵野アトラスターズ・メンバー NECグリーンロケッツ・メンバー

1

糠盛 俊介

1

久富 雄一

2

佐藤 明善

2

臼井 陽亮

3

藤田 登

3

斉藤 展士

4

コリン・ユークス

4

佐藤 平

5

ヨン・クウォンヌ

5

熊谷 皇紀 【Cap】

6

黒須 夏樹

6

浅野 良太

7

趙 顕徳

7

ニリ・ラトゥ

8

ラディキ・サモ

8

日高 健

9

小池 善行

9

西田 創

10

ジョナサン・ベントレー

10

安藤 栄次

11

藤山 慎也

11

武井 敬司

12

佐藤 幸士 【Cap】

12

ブライス・ロビンス

13

田沼 崇

13

櫻谷 勉

14

笠原 誠

14

窪田 幸一郎

15

佐藤 慎之介

15

ヤコ・ファン・デル・ヴェストハイゼン

16

鈴木 雅博

16

山本 貴治

17

山田 貴志

17

猪瀬 佑太

18

小堀 正博

18

宮本 誉久

19

テビタ・フィフィタ

19

箕内 拓郎

20

池原 忠治

20

辻 高志

21

菊地 悠介

21

松尾 健

22

ロコビヤウ・ナソーニ

22

シュウペリ・ロコツイ

<アトラスターズ 交替/入替>

<グリーンロケッツ 交替/入替>

入替 後半21分 8(サモ)→19(テビタ) 入替 後半0分 3(斉藤)→17(猪瀬)
入替 後半25分 9(小池)→20(池原) 入替 後半0分 9(西田)→20(辻)
入替 後半29分 13(田沼)→21(菊地) 入替 後半11分 8(日高)→19(箕内)
入替 後半31分 5(ヨン)→18(小堀) 入替 後半19分 2(臼井)→16(山本)
入替 後半31分 10(ヨン)→22(ロコビヤウ) 入替 後半21分 12(ロビンス)→22(ロコツイ)
入替 後半36分 3(藤田)→16(鈴木) 入替 後半27分 4(佐藤)→18(宮本)
入替 後半36分 1(糠盛)→17(山田)      

 
    <試合経過>

1st

時間 チーム 内容 得点
2分 NEC

横河の反則、NECはPGを選択
敵陣22mライン付近中央からのI安藤のPG成功

0-3

5分

横河

NECの反則、横河はPGを選択

敵陣22mライン付近右からのIジョナサンのPG成功

3-3

15分

横河

NECの反則、横河はPGを選択

敵陣22mライン付近右からのIジョナサンのPG成功

6-3
18分 NEC

横河の反則、NECはPGを選択

敵陣10mライン付近中央からのI安藤のPG成功

6-6
27分 NEC

横河の反則、NECはPGを選択

敵陣22mライン付近中央からのI安藤のPG成功

6-9
40分 横河

NECの反則、横河はPGを選択

敵陣22mライン付近中央からのIジョナサンのPG成功

9-9

2nd

時間 チーム 内容 得点

1分

NEC

敵陣10mライン付近でS辻がディフェンスの間にキック

M窪田が追いついてトライ I安藤のゴール不成功

9-14

5分

横河

NECの反則、横河はPGを選択

敵陣10mライン付近右からのIジョナサンのPG成功

12-14
11分 NEC

横河、ハーフライン付近で反則、NECが素早くリスタート

パスつなぎ連続攻撃、最後はI安藤が押し込みトライ

I安藤のゴール成功

12-21

20分

NEC

ハーフライン、マイボールスクラムから右へ展開

I−P−Nと渡りNヤコがトライ I安藤のゴール成功

12-28
26分 NEC

Nヤコが敵陣へキック、横河DFキャッチできずNECゲイン

横河DFのミスパスを(22)ロコツイがインターセプトし、トライ

I安藤のゴール成功

12-35
30分 NEC

横河ボールスクラムのこぼれ球を拾い、連続攻撃

R箕内が個人技でラインブレイクしトライ I安藤のゴール成功

12-42
34分 NEC

敵陣ゴール前、マイボールラインアウトから左へ展開

最後はFニリが押し込んでトライ I安藤のゴール不成功

12-47
40分 横河

ハーフライン付近から連続攻撃を仕掛ける

敵陣ゴール前、小堀が押し込んでトライ M笠原のゴール成功

19-47

 

<小堀 正博/FL>

(後半から出場し、ラストチャンスのトライを決める)
後半、「やるしかない」という気持ちで出ました。気持ちの問題が大きいと感じていたので、起爆剤になれればと思っていました。
もっと試合を重ねて経験を積む必要がありますね。確かに周りのチームは身体の強さがあり、多少受けてしまうときもありますが、気持ちでカバーできると思っています。そのためにも、前半のような集中力を80分間出せるようにしたいです。


<ジョナサン・ベントレー/SO>

(この試合、4本のPGを決める)
先週の近鉄戦は緊張しましたが、今日は楽しめるように試合に臨みました。雰囲気にもだいぶ慣れました。
一緒に練習する時間が長くなったので、ヨシ(小池善行選手)をはじめ、周りの選手たちといいコンビが組めてきていると思います。ただ、ディフェンスはもっと練習しないと駄目ですね。しっかりと上がる、球出しを遅らせてセットする時間を作る、課題はたくさんあります。お互いに練習時間を増やして埋めて行きたいです。

 

 

 
 

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