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朝まで降っていた雨は止み晴れ間も見えた中、横河電機グラウンドで秋田ノーザンブレッツを迎えトップイースト第5戦が行われた。

アトラスターズボールで始まった前半、先制したのはノーザンブレッツ。19分、29分とトライを奪われた。アトラスターズの反撃は前半36分、スクラムからのボールを村上選手、ジェイデン選手、青木選手と繋ぎ、最後に受けた西選手が走りきりトライを挙げた。続く39分、松下選手から受けた西選手が相手を振り切り再びトライを奪い12対14と迫った。しかし、43分にPGを決められ前半を12対17で折り返した。

逆転を狙うアトラスターズは後半29分、青木選手からボールを受けた松下選手が走り抜き最後は西選手がこの日3つ目のトライを挙げ逆転に成功。36分には、敵陣ゴールまでフェイズを重ね最後は酒井選手が押し込み追加点を挙げた。終了間際の45分には松下選手が相手ディフェンスをかわしながら走り抜けボーナスポイントに繋がるトライを挙げ、試合を33対17で勝利した。

毎回接戦となるノーザンブレッツ戦、グラウンド内外から選手たちが「我慢!」という声が響き、アトラスターズらしさが段々と見えてきたように感じ、またこの日50capを達成した小笠原選手は「勝つぞ!」という言葉を繰り返していた。何より試合後に観戦に来ていた方が「今日の試合は面白かった!」と興奮気味に語っていたのが印象に残る。厳しい試合の中でのこの勝利は横河武蔵野アトラスターズにとって大きなものになったに間違いない。次節は2敗したものの非常に乗っているセコムラガッツとの対戦。リーグ戦後半もまだまだ見逃せない試合が続く。

試合後には、小笠原選手を一同で祝福し、小笠原選手自ら笑顔で胴上げを求め、その瞬間の表情は達成感に満ち溢れ普段の笑顔とはまた違う表情だったのも印象に残る。

小笠原選手
---50Capおめでとうございます。50Capを勝利という形で達成しました
ありがとうございます。(前戦で50cap達成した)那須選手が特に試合中常に「勝つぞ」と声がけをしてくれました。前半苦しく、我慢したディフェンスが続きましたが、アタックでのミスが目立ってしまいました。後半は修正できて持ち直した点がよかったと思います。
---50Capの中で思い出深いゲームは
昨年の東京ガス戦です。佐藤慎之介選手が100Capでしたが勝ち切ることが出来ず悔しい思いをしました。なので、より一層自分の50Cap試合の時は勝って終わりたいと考えていました。今シーズンの目標はとにかく相手に勝つことです。勝たなきゃ意味ないですし、楽しみたいですから。
---小笠原選手から見た今のチームの雰囲気は
チームへの自信が今揺れ動いているのかなと。一人ひとりがどうにかしないとと感じているので、その思いが一つになれば強くなれると確信しています。今日はまだ完成形ではありませんが、兆しが見えていきました。
次戦のセコムさんとは必ずタイトな試合になることは目に見えています。スタートから今日の後半のようなゲームに仕上げればいい結果になると思います。残り4試合、アトラスターズとしては1戦1戦信念を持って挑みます。

西選手
---2連敗という苦しいなかで今後に繋がる良い勝ち方に見えました
チームに流れが来るほど綺麗ではないと思います。ある種気持ちの問題で「やれば出来る」と思えたから良いプレーが繋がったと思います。
今日は勝利できてよかったのですが、対戦チームに左右されず気持ちを継続できればもっと変われると感じています。
---昨年はディフェンスの強さを感じました。今シーズンは
タックルの成功率が落ちたり、相手の動きが良いとなかなかディフェンスが締まってこないです。まだまだ練習が必要ですね。
---西選手がボールを持つと全体のスピードが上がるイメージがありますが
試合中コントロールしている自覚はありませんが、今までの経験で強弱はついているかと思います。
今日は勝利で奢ることなく次回も勝てるように切り替えていきたいと思います。

松下主将
---今日のゲームの印象は前半に我慢の繰り返しでしたが、この我慢が後半に活かせていい流れができたかなと
前半はこちらの自滅が多かったので、本来ならもっとうまく出来たと感じています。トライを奪われても我慢して、全員がどう進めるか意思疎通できていました。前半の我慢、後半の攻めが形となって80分集中できた結果っがスコアに表れたかなと思います。
ここで半分の試合が終了しましたが、セコム戦もしっかり勝ちきって最後までチームを信じてやりきるしかありません。
---今日はファンの方が面白い試合だったと
観戦している方が応援したくなるチームになるということ大前提としていきたいです。自分たちばかりにフォーカスをおかず、面白いと感じていただけるラグビーを見せます。熱いプレーを継続できれば、応援していただると思います。プレー中に拍手と「がんばれ」と声援をいただけて、励みになりました。

松村ヘッドコーチ
---2連敗のあとの今日のゲームでしたが、苦しい中、我慢を重ねての逆転
試合を通じて苦しいところはありました。前半に比べて後半の方が不用意なミスが減ったのではないかと思います。最後のトライでボーナスポイントを獲得できたことは非常に大きかったです。
2連敗した時点で1戦1戦を勝ち取って行くことが大切と感じていましたし、目の前の試合を勝つのみです。

撮影・取材・編集/出本剛士(gra-d)

試合記録/阿多弘英(横河武蔵野アトラスターズ)

コメント起こし/柳澤怜実(横河武蔵野アトラスターズ)