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灼熱のオープン戦最終戦を勝利で飾る
ここまで6試合のオープン戦を行ってきたアトラスターズ。この日、春シーズン最終戦として武蔵野陸上競技場で中部電力と対戦した。梅雨明け直後で30度を超えフィールド内の体感温度はそれ以上の酷暑の中での一戦。
前半3分、ゴール前スクラムから、杉原選手から那須選手、西橋選手と繋ぎ、最後は佐藤拓真選手が先制のトライ。7分にトライを奪われた後の17分、ゴール前連続攻撃から那須選手からのパスを受けた酒井選手がトライを挙げた。突き放しにかかりたいアトラスターズだが、昨年はトップチャレンジリーグで戦ってきた中部電力も粘り27分に再びトライを奪われ14対12。前半35分、ラインアウトから連続攻撃、最後はこの日「この試合、大切な人に捧げたい」と腕のテーピングに名前を書き込んでいたジェイデン選手、佐藤公彦選手、マイケル選手と早いパス回しでそのままマイケル選手が走り切りトライを挙げ前半を21対12で折り返した。
後半開始7分に中部電力にトライを奪われた後の10分、相手のパスをカットした金澤選手が走り込みトライ。その後15分に中部電力にモールを押し込まれ26対24とされた。酷暑の中、一進一退の攻防で徐々にスタミナが消耗されていく中引き離しに掛かったのはアトラスターズ。後半20分、ラインアウトから「先週の試合で頑張ったから今週も出させてもらえます」と笑顔で語り、後半途中から出場の高橋選手が前に出てポイントを作り、久保選手、大黒田選手、西選手と繋ぎ、西選手が裏へショートパントし、それを西橋選手がキャッチしトライ。後半33分、スクラムからの連続攻撃で村上選手、金澤選手、高橋選手、松下選手と繋ぎ、松下選手からのオフロードを受けた西選手がトライを挙げ突き放した。終了間際の後半40分のラインアウトからモールでこぼれ球を拾いあげた佐藤公彦選手が巧みなステップで相手ディフェンスをかわしながらトライを挙げ43対24で春シーズン最終戦に勝利した。
試合終了後、各選手に取材中に自ら「オープン戦でチームで一番長く試合に出ていました」と笑顔で話し掛けてきたのは東森選手。この日の試合でもアグレッシブなプレイをし、昨年までよりも目に自信が伺える。「去年はなかなか怪我でチームに対して上手くリンクできませんでした。今年は頭から参加していたのである程度チームでやろうとしていること、個人のプレーのスタイル、それが見えてきてやりやすいというか理解できてきました」と語った。
昨年の今頃はまだリハビリを続けていた。辛いリハビリの中、元々の明るい性格と親しみやすさでそれを感じさせず、共にリハビリする選手を盛り上げながら前向きだった。同時に昨年の最終戦、栗田工業ウォーターガッシュとの試合に敗れ、悔しそうに肩を落とす松下キャプテンを後ろからそっと手を添える姿も印象に強くチームを思う気持ちも非常に強く持つ選手。
シーズンに向けては「個人的にもう一回基礎を見直して、夏合宿とかでチームとして出来上がっていくと思うので、それに対して自分のレベルをあげていけたらと思います」と抱負を語った。
松下キャプテン
前半は当たり前の部分でミスが続いて、楽をするとか余裕をじゃないですけれど、試合を楽しもうとしていた中での前半の結果があって、ハーフタイムで変われたことは良かったと思います。内容的にはまだまだです。出来た部分は、敵陣でのアタックはしっかり継続し、しっかりスコアに繋げられたところかなと思います。
---前半でトライを奪われたシーンはミスもありましたが風の影響も強かった
労力使って3本いい形してトライしたのにも関わらず、簡単に2本3本取られてしまう。そういう面では、メンタル状況としてはしんどかったです。
後半は、ある程度風上でいけるだろうというところでも、攻め方でミス犯してしまい、後半優位に勝ちきれなかったことは反省点かなと思います。
---松下さんにとって3年目。キャプテンとして2年目。描いているもの変わってきました?
まだまだじゃないですか?
—-体がどんどん大きくなってきているように見える
朝ウエイトは一応しているけど他にやっている人もいる。自分も頑張りつつチームに目を向けて成長していきたいです。
松村ヘッドコーチ
風の影響があることは最初から解っていたので、そういう意味ではそこに対処できないのはまだまだだなと思います。今まで言ってきた課題と変わらないので、精度を上げていければと思います。
---オープン戦の結果でメンバーはほぼ決まってきましたか
メンバーはまだまだ決まっていないです。夏合宿で厳しいところもやるので、それから最終的に決めていくので、みんなにチャンスがあると思っています。
撮影・取材/出本剛士(gra-d)
試合記録/阿多弘英(横河武蔵野アトラスターズ)
コメント起こし/柳澤 怜実(横河武蔵野アトラスターズ)