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粘り強く守り抜いて接戦を制す
5月27日、武蔵野陸上競技場で行われた「ラグビーフェスティバル in むさしの」。そのメインイベントととしてセコムラガッツを迎えオープン戦が行われた。
前半2分、ゴール前のラインアウトからモールを形成。そのまま杉原選手が押し込みトライを奪い先制。7分、敵陣22mライン付近ラインアウトから大黒田選手、ジェイデン選手と繋ぎ、ラインブレイクからサポートに入った大森選手がトライを決め14対0とし、先週に続き快勝するかと思われたが、順位が下位なのが不思議なくらいしっかりとしたチームであるセコムラガッツに12分、15分、19分とトライを茨れ逆転を許し一気に緊迫した展開となった。このまま引き下がらないのが今のアトラスターズ。30分、敵陣10m付近のラインアウトから左に展開し大黒田選手からジェイデン選手、西橋選手、西選手と繋ぎ大きくゲイン。その後酒井選手が持ち込みポイントを作り、大森選手から大高選手と繋ぎゴール前まで持ち込む。高田選手のナイスオーバーで球出しをし、大黒田選手、佐藤選手、栗林選手と繋ぎトライ。大黒田選手が難しい角度からゴール成功し前半を21対21で終えた。
後半2分、自陣22m付近で東森選手と高田選手のカウンターラックでターンオーバーし、その後、大黒田から後半投入の松下選手と繋ぎ大きくゲイン。後半からフルバックに入った西選手から後半から投入の佐藤琢磨選手に繋ぎトライを奪い再びリードするも、9分にラガッツに同点にされた。後半のほとんどの時間帯を自陣内での攻防となり、そこで粘り強く守り続けた37分、相手のミスボールを拾い途中出場の金澤選手がゲインし、そのポイントから長尾選手、坂野選手、青木選手と渡りオフロードパスから再び坂野選手佐藤琢磨選手に繋ぎトライを奪い、長尾選手がコンバージョンもしっかり決め35対28と接戦を制した。
後半の自陣内では様々な選手が口にした通りマイケル選手の献身的なディフェンスが目を引いていた。
福岡選手
---フォワード陣の繰り返しのディフェンスが勝ちに繋がったかと思いますが
後半は本当に辛かったです。最後防ぎきったのは大きいと思いますし良かったです。
---今までの練習とかで変わってきた部分
結構練習での取り組みもゴール前の練習もありますし、そういうのはみんな意識しながらやっていると思います。アタックがないとつまらないですしミスも多かったです。ディフェンスの多いゲームはしんどいです。
---トップチャレンジ昇格という目標の中ではこういう試合でも勝ち切らないと
そうですね。ゴール前では取られちゃいけないですし、意識して大事にしていかないといけない部分です。
松下キャプテン
---先週とは全く違う展開でした
ある程度セコムさんのやり方っていうのか強さ、巧さは想定していました。前半からアタックもディフェンスも体を当ててこられててボディブローみたいに効いてきたかなって思っていましたけれど、ウチの方が最後まで辛抱強くやってきたのが勝ちにつながったかなって思います。後半ずっと、ほぼ90%くらい自陣での戦いになっていたと思いますけれど、相手の強みを生かしてきたところに自分らがどう対応するかっていう部分では成果が出たと思います。
---最後の最後まで気持ちが切れなくなった
練習中もずっと集中して、アタックだったらできるだけ長く続けるとか、ディフェンスだったら辛抱強くまずはあたる。そういうことを繰り返してきて、今日は陸さん(古澤選手)とかフォワード陣がしっかり止めていたので、そこは成長しているって言っていいかなって思います。
---どこのチームもレベルアップしていてリーグの中に切磋琢磨があるのかなと
あると思います。セコムさんもそうですし、清水建設さんともですし、上に抜けたとしてもどんどん強いチームが増えますし、でもそれはウチにとってありがたいことだと思います。自分達のレベルアップにも繋がりますから。相手の強みより上をいける自分達の強みを活かせる試合をしていきたいです。
セコムさんの選手はみんな大きかったですし強かったですけれど、最後の最後まで集中力が切れなかったからこその今日の勝ちだと思います。勝つっていうことが大きいことで、それでしか得られないこともあるので、去年のシーズンも僅差での価値が多かったと思いますけれど、そういうのの積み重ねての今があるので大事にしていきたいと思います。
撮影・取材/出本剛士(gra-d)