修正し手繰り寄せたアトラスターズの時間

6月18日に日野自動車総合グラウンドでオープン戦第5戦として日野自動車レッドドルフィンズと対戦。昨季まで同じリーグで戦い、今季からできたトップチャレンジリーグに昇格しトップリーグを目指し戦力補強を重ねているレッドドルフィンズ。

試合序盤からレッドドルフィンズがペースを握った。しかし、その猛撃でライン際まで攻められるがギリギリのところで防ぎ切り、その後の展開に期待も持てた。
しかし、開始17分ラインアウトからのモールで先制を奪われると、27分、34分とトライを奪われ前半を0対19で折り返した。
後半も14分、21分、25分とトライを奪われ突き放されつつあった中の34分、敵陣22mのラインアウトからモールで押し込んだ後、ラックサイドをフォワードでで攻め川嶋選手から正井選手と繋ぎ、最後に受けた佐藤慎之介選手が相手ディフェンダーの間を突きトライを上げた。そのあと、終了間際の40分にトライを奪われ7対43で敗れた。

点差がある敗戦ではあったが、去年までの負け試合とは大きく異なることを感じた。この日の試合の中では最後の最後まで誰もが頭を垂れてしまう選手がいず、攻め上げることに執着しトライを奪ったシーンまでの時間帯は間違いなくアトラスターズのものだった。

確かにレッドドルフィンズの圧力の強さと重さがあり、積極的にタックルに入ってもなかなか倒れずであったり、何よりボールに対しての執着心の強さも感じた。そういう中で、誰もがではあるが、中でも目立っていたのが試合後坂尾コーチは「今日は酒井」と話していた今季から加入した酒井選手。その酒井選手に、この試合に感じたことを聞いた。
「ウチはブレイクダウンが弱いなと、そこが弱いから球出しも悪いしテンポも取れないかなって思いました。でも、全然修正できると思います。
もう少し細かいプレイを大事にしないといけないかなとも思います。上がれないチームじゃないと思いますので、だからこそ例えばラインアウトのダブルリフトってあるんですけれど、それを徹底させたり、そういう細かい部分こそ癖づけて意識を強く持っていくことが大事になってくると思います」、
ブレイクダウン時にマイボールからボールを奪われる部分を指摘しつつも、試合を通しアトラスターズの可能性も語ってくれ、もっと自分がっていう強い気持ちも示してくれた。
松下主将が以前「酒井さんは意外と弄られキャラ」と笑顔で語っていたが、既にチームにも溶け込み、現在もNECで働き練習や試合には我孫子から通う。仕事などの関係で練習に間に合わないことなどを気にしながらも「やっている中で感じること思うことはいろいろあります。けれど、まだ自分がまだまだなので、しっかりアピールしてプレイで見せてからチームの中で発言できていったらいいなって思っています」とアトラスターズの魅力の一つであるチーム内の空気の通りの良さを感じつつ、謙虚でありながらももっと積極的にという意思を語った。

昨季の公式戦では一方的にやられたが、この試合では攻め込まれ続けもしたが昨季とは違った。試合の中でレッドドルフィンズ陣内で戦う時間もかなりあり、そして確実にあったアトラスターズの時間帯。トライを奪う前のシーンでも自陣内から相手のパスされたボールを蹴りだし、さらに蹴り敵陣内にボールを運んだ西選手。この日も終始アグレッシブさを発揮していた西選手は
「去年やった時とは出ている(相手)メンバーも違いましたけれど、何もできないっていうのはなかったかなって思いますし、やれたこともありました。通用しないというよりもっとやらなくちゃいけないところもありました。せっかく上のチームとやれたので、相手が強いと何もできないこともありますけれど、試すという意味でもう少しチャレンジしてもよかったかなって思います。
今日は悔しかったです。相手はレギュラーじゃなかった分もっとやりたかったですし勝ちたかったって思います。来週に向けて頭をクリアにして勝つと負けるで次に向かう気持ちが変わってくるので、勝ちを目指したいです。これからは全てシーズンに直結していくので全部勝っていきたいです」
この試合での勝利できなかった悔しさを滲ませながら、それを次へ繋げシーズンにめけての気持ちを語ってくれた。

また春合宿でその西選手に下克上宣言をし埋もれたくないという強い意志を示し、先週の試合でトライを上げた佐藤琢磨選手。その強気な姿勢を「いいと思うますし大事なこと」と以前も話をしていたが改めて話を聞いた。
西選手 常にインゴールを目指すのがウィングですし、そこを目指すのはいいと思います。そこは自分も目指していますから。けれど、いい塩梅で周りにパスも出した方がいいって思う時もあります(笑)そこは頑なに押し通してもチームが勝てなければ意味がないので。どういう状況でも冷静にトライを取れる準備をウイングはすべきで、それができないのであれば一つの方法としてパスも活かさないといけない、人を活かせることも大事なので。しないで済むのであれば、パスはリスクもあるので自らがいくのでいいですけれど全てが上手くいくことはないので、頑なでなく人も活かすべきかなって思います。そこがまた難しいところでもあるんです。
と西選手のウィング論を語ってくれた。上下関係なく積極的な会話ができるアトラスターズ。現在、激しいレギュラー争いもあり仲間でありながらもライバルでもある。次の機会に、佐藤琢磨選手にそういった部分も話を聞きたい。


攻守に渡り常にアグレッシブな松下主将。この試合の中でオフロードパスが繋がらず、悔しさから拳をグラウンドに叩きつけていた。
「僕が下手くそなだけなんです。3回僕がミスったんで。自分に対してもチームに対しても基準を甘く、低くしてきた結果がここに現れたかなって思います。
バックスとして、去年のここで試合をした時、何もできなかったので、しっかりチャンスメイクしてトライに繋げようっていう考えで試合に挑んだんですけれど、抜けたっていうのはあるんですけれど得点に繋げられなかったっていうのは、我々が練習でやってきたことがまだ低いレベルで、もっと質の高い練習をしていたら試合でもっといい結果が出たと思います」
と反省の言葉を口にしていたが、常に前向きな気持ちと強い心でチームを引っ張り、またそれをベテラン選手を含め選手全員がその松下主将を支えチームがまとまっている。負けたとはいえ、チームの誰もが後ろ向きな気持ちがなくこれからに視線を向けているからこそ、見る側、応援する側はより期待を持てる。

この試合に関しては
松下主将 Bチームでしたけれど、重さっていう意味ではこれまでの相手とは格段に違いました。前半3本取られましたけれど、最初攻め込まれた時、防げなかったらもっといかれていたと思います。
やっぱりアタックっていう部分で、1本しか取れなかったっていうのは課題だと思います。(後半トライを奪った時)相手の足も止まりつつあったあったんで、しっかり狙って、やってきた部分が見えた場面でもありました。そこをどれだけトライに繋げられるか、これからの練習で取り組んでいきたいです。
日野さんはファーストタックルとセカンドで、そこに圧力掛けて、しっかりゲインラインより前でラックを作る、そしてプレッシャーを掛けるっていうのをやっていて、こちらがゲインできなかった。そこからボールをキープできなかったことがテンポが上がらず、アタックをキープできなかった要因です。逆にゲイン、ゲイン、ゲインって続けられたらテンポよくラグビーを続けられるはずだったのに、軽いプレイ、ハンドリングエラー、ペナルティ、誰も寄りに行ってなかった…そういうところでチャンスをものにできなかったのが今日の一番の反省です。
やろうとしていることを、やっただけ。もう少し先に行きたかったですけれど、今日の負けっていうのは、いい部分も見えましたし自分たちの上げていかないといけない部分を見えたので。まずは自分がですけれど、それを全員が理解して、チームにコミットしていければなって思います。
これまでの4戦しっかり勝ってきて、みんなの中で心の隙ができていたかもしれないですけれど、やれるんじゃないかっていう自信を持つことは大切なことだと思いますし、自分たちを下に見るのはいい結果に繋がらないと思います。自信ってどこで持つっていったら日頃の練習の取り組む姿勢と、やっぱり勝つことだと思います。3月のUni Norths Owls戦で勝ったっていうのは凄く自信に繋げられた大事な試合で、若手中心で、そんなに試合に出ていなかったメンバーでやって試合に勝った。結果として勝ったっていうところで成長できるっていうのは、勝ったからこそで、負け試合とか練習の中では得られないものだと思います。
と、振り返り反省しながらも次への課題と豊富wp語った。

この試合で指揮をした佐藤コーチは
「変えたというより、前半できなかったことは修正しましょうっていう話はしました。特に大きく変えたっていうよりはこだわってやってきたところで、厳しいところをもう一度整備して修正を掛けました。
組織的にやられたってことはなかったですけれど、細かい厳しい際際の部分でプレッシャーを跳ね返せなかったっていう結果だったと思います。全てがダメだったわけでなく、しっかりレビューしなくてはいけないですけれど、少しずつの負けているプレッシャーの部分で、いつもできている部分が少しずつうまく調整できなかったかなって思います。
このレベルとこのコンタクトで負けました、仕方ないよねではなく、それを跳ね返して意図したもの、アタックもディフェンスもそこと戦えるレベルに上げないといけないと思います。今日はうまくかみ合わないのが出てしまった。うちが合わせられなかったのが出ていたので、そのプレッシャーに負けないようにしたいです。
次に向けて、しっかり修正して来週も同じレベルの相手なので、意図したものをやれるようにしていきます」と語り締めくくった。

オープン戦4連勝で自信をつけてきたアトラスターズ。上位リーグのレッドドルフィンズに負けはしたものの、その敗戦から課題を見つけ、次の戦い、そしてこれからに挑む。次戦も同じくトップチャレンジに昇格した中部電力との試合。この試合で見つかった課題を克服し、前を見て進み続けていく勝つことを願ってやまない。頑張れ横河武蔵野アトラスターズ!


<撮影・取材/出本剛士>

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