ジャパンラグビートップリーグ2009-10 入替戦 試合結果

日にち:2月13日(土)   場 所:近鉄花園ラグビー場(大阪)  時 間:13:01キックオフ  観客数:2881人 レフリー:戸田京介

 

横河武蔵野

アトラスターズ

8

×

28

近鉄ライナーズ

近鉄ライナーズ

T

G

PG

DG

 

T

G

PG

DG

0

0

1

0

3

1st

21

3

3

0

0

1

0

0

0

5

2nd

7

1

1

0

0

T=トライ(5点) G=ゴール(2点) PG=ペナルティゴール(3点) DG=ドロップゴール(3点)

 

来シーズン、再びトップリーグへの復帰を目指そう

ノーサイドの笛とともに、アトラスターズの「挑戦」は終わりを告げた。
交替枠すべてを使っての総力戦。アトラスターズ持ち前の攻撃で何度もチャンスを作り、ライナーズのゴールに迫ったが、細かいところからのミスでトライを奪われ、最後の最後でトップリーグの壁を打ち破ることはできなかった。

 

序盤は一進一退の緊迫したキックゲームが続いたが前半16分、ラインアウトからのボールをインターセプトされトライ。アトラスターズは先制を許した。さらに28分、33分とミスから立て続けにトライを与えてしまう。前半終了間際、落ち着きを取り戻したアトラスターズはI森大二朗(SO)がPGで後半につながる得点を挙げ、3対21で前半を折り返した。

後半開始後も互いに敵陣を攻める攻防を続ける中、アトラスターズは後半21分までに5選手を交替し、チーム全員でライナーズに挑んでいく。後半24分、交替して出たO佐藤明善(HO)、P坂尾英之(PR)、Q佐藤幸明(FL)らが積極的にボールに絡み敵陣に侵入。ゴール前のラックからH小池善行(SH)→N佐藤慎之介(FB)とつなぎ、佐藤慎之介のキックパスにM笠原誠が反応し、そのまま抜け出してトライ。このトライで8対21となり、アトラスターズは反撃に向け攻撃にいいリズムを作っていく。その後も何度もアタックを仕掛けていくが、ライナーズの執拗なディフェンスの前にはなかなかゲインラインを切ることができない。後半30分、自陣でのスクラムでライナーズにボールをターンオーバーされ8対28。それでもアトラスターズは残り10分、怒涛の攻撃を仕掛けるがライナーズのディフェンスの壁を破ることができずノーサイド。8対28で敗れ「トップリーグ復帰」という目標を果たすことができなかった。

試合には敗れたが、アトラスターズはトップリーグのチームとの試合を経て手応えを感じている。
「昨シーズンはずいぶん差が開いてしまったが、今シーズンはまた差を詰めることができた」(佐藤幸士)
来シーズン、今度こそ「トップリーグ復帰」を果たすためにも、トップイーストを常に圧倒して勝利し、再びトップリーグに進むチャンスを掴み取ろう。そして今シーズン以上の実力をつけて、その舞台に臨もう。アトラスターズの「挑戦」は来シーズンも続く。

 

 

<ヘッドコーチ シウレオ・ラファイアリ>

今日の試合の中でチャンスはたくさんあったと思います。今日の相手のトライを考えると4トライ中3トライはウチのミスだったのではないでしょうか。すごく大事な試合では小さなミスを絶対に無くさなきゃいけない。選手は勝てるつもりでいたと思いますが、ちょっとゲームプラン通りでは上手くいかなかったと思います。ベストは尽くせなかったですね。
最後に取られたトライはスタートがスクラムからでした。スクラムでミスをして、相手のトライにつながってしまった。他にもカウンターアタックからトライを取られた時、チェイスがその前に上手くできなかったですし、もっとクイックボール、球出しを早くして欲しかったです。
今シーズンを振り返ると、今年はとにかくチャンスがたくさんありました。特にNTTコミュニケーションズの試合は6点差で負けてしまい、今日もまたチャンスがあったんだけど、最後に欲しかったパフォーマンスを大事な時に出せなかった。もっとそういうことに関してはオフシーズンに入ったら考えさせていきたいですね。
また、今シーズンは最後まで選手たちがすごく頑張ってくれていました。このチームは選手が58人いて、毎回試合に出られるのは22人しかいないんですよね。試合になかなか出られなかった選手たちにはサポート面で頑張ってくれたので、すごく感謝しているということを言いました。
ファンの方々には本当に毎回応援していただいて、本当にありがとうございますと言いたいです。それは私の気持ちだけではなく、スタッフや選手全員の気持ちですよね。


<主将 藤山 慎也/WTB>

負けたことは事実なので真摯に受け止めないといけないのですが、まったく歯が立たないというレベルではなかったと思います。これで近鉄に対して苦手なイメージは持ったわけではありません。来年もう一度戦うことになっても勝てる自信はあります。入替戦をこのチームの財産にして、来季に活かせるようにもう一度チーム作り直します。
今シーズン、トップイーストが開幕した時は「勝てるだろう」という雰囲気がチームにあったのかもしれません。NTT戦での敗戦で「ゆっくり構えて勝てるほどうちのチームは強くないんだ」ということを再確認できました。来シーズンは最初から「うちはチャレンジャーなんだ」と気持ちを入れ直して臨むことができると思います。
今日は負けてしまいましたが、応援してくださった皆さんの声援でここまで来れたと思っています。皆さんの声援がなければ、もっと早くシーズンを終えることになっていたでしょう。ここまで応援していただいて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。不本意なシーズンになってしまいましたが、顔を上げて次に向け頑張ります。

 

  

横河武蔵野アトラスターズ・メンバー 近鉄ライナーズ・メンバー

1

田辺 篤

1

石田 大起

2

糠盛 俊介

2

重枝 孝二

3

藤田 登

3

成 昂徳

4

小笠原 和徳

4

ルーク・トンプソン【Cap】

5

小堀 正博

5

袋井 隆史

6

覺來 弦

6

伊藤 太進

7

フィリップ・オライリー

7

佐藤 幹夫

8

ラディキ・サモ

8

タウファ統悦

9

小池 善行

9

金 阜ウ

10

森 大二朗

10

重光 泰昌

11

藤山 慎也【Cap】

11

四宮 洋平

12

佐藤 幸士

12

大西 将太郎

13

田沼 崇

13

ジェフリー・イエロメ

14

笠原 誠

14

角濱 嘉彦

15

佐藤 慎之介

15

坂本 和城

16

佐藤 明善

16

吉田 伸介

17

坂尾 英之

17

中村 勇輔

18

佐藤 幸明

18

松岡 勇

19

安藤 達也

19

田中 正純

20

新川 裕太

20

佐久間 隆

21

スコット・スタニフォース

21

田中 優介

22

李 政玟

22

タウファ・タフィア

<アトラスターズ 交替/入替>

<ライナーズ 交替/入替>

入替 後半16分

7(オライリー)→18(佐藤幸明)

入替 後半18分 6(伊藤)→19(田中正)
入替 後半16分

12(佐藤幸士)→21(スタニフォース)

入替 後半18分 14(角濱)→21(田中優)
入替 後半21分 2(糠盛)→16(佐藤明) 入替 後半26分 5(袋井)→18(松岡)
入替 後半21分 3(藤田)→17(坂尾) 入替 後半29分 3(成)→17(中村)
入替 後半21分 10(森)→20(新川) 入替 後半34分 2(重枝)→16(吉田)
入替 後半31分 4(小笠原)→19(安藤) 入替 後半34分 9(金)→20(佐久間)
入替 後半32分 14(笠原)→22(李) 入替 後半34分 13(イエロメ)→22(タフィア)

 
    <試合経過>

1st

時間 チーム 内容 得点
16分 近鉄

敵陣10m ラインアウトから出たボールをH金がインターセプトしゴール左にトライ。

I重光のゴール成功。

0‐7
28分 近鉄

ゴール直前左中間 ラックからの右へH-Iと展開しI重光が中央を抜け出しトライ。

I重光のゴール成功。

0-14
33分 近鉄

ゴール前35m 相手キックボールをJ四宮がキャッチし抜け出してトライ。

I重光のゴール成功。

0-21
39分 横河

敵陣左、近鉄反則のペナルティでI森がPG成功。

3-21

 

2nd

時間 チーム 内容 得点

24分

横河

敵陣ゴール前15m、ラックからH-NとつなぎNのキックパスからM笠原がトライ。

M笠原のゴール失敗。

8-21

30分

近鉄

自陣ゴール前10m中央 スクラムからH-IとつなぎI重光が持ち込みトライ。

I重光のゴール成功

8-28

 

 


<佐藤 幸士/CTB>

トップイーストで優勝できなかったことでチームの士気も下がるかなって思ったんですが、よくここまでチームが盛り上がってきたなと感じています。最後にこの試合は本気で勝ちにいくという思いでやってきたんですが、近鉄さんがトップリーグで今シーズン戦ってきたという経験と、我々がトップイーストで戦ってきたという経験の差が出たかなという試合ですね。
我々もディフェンスで頑張ったんですが、取られるところはあっさりと一つのミスで取られてしまうもろさがありましたよね。そういうのは近鉄さんはなかったんです。その辺のディフェンスの集中力の差が出たんだと感じています。一昨年一緒にトップリーグに上がって、去年のシーズンはずいぶん差が開かされてしまいました。今日の試合でまた差を詰めることができたので、ぜひ来シーズン、もう一度戦うチャンスがあれば次はリベンジしたいと思ってます。もしかしたら戦うチャンスはないかもしれませんが、今までの長い横河の歴史で近鉄さんにはまだ勝ったことがないらしいんですよ。近いうちにまた戦って、今度は勝ちたいですね。

 

<ラディキ・サモ/No8>

今日の試合は、選手が持っているものをすべて出せたと思iいます。正しい準備や心の整理をして、一生懸命戦えば勝てると思いましたが、今日の相手には不十分だったのかもしれません。ただ、近鉄のトライ全体を考えてみると、ほとんどがウチのミスから奪われたトライだった。毎回ミスがないようにと願っているが、やっぱりラグビーはミスをしたほうが損をします。

トップリーグのチームとの力の差はあまり感じなかったですが、トップリーグ全体を考えると、様々なチームがあるのでそうは言えないでしょう。結果は試合をしてみないとわからない、それがラグビーですから。今日の結果は、後半のミスがなければ変わっていたかもしれない。けれどそれは仕方のないことです。残念だけど私たちは負けてしまいました。もし、次にチャンスがあればミスがないように頑張りたいですね。

 

<森 大二朗/SO>

今日の試合はミスが敗因だと思います。やはりミスの少ないチームがトップリーグで残れるのだと感じました。逆にそれができないと昇格しても残っていけないなとも思います。

力の差はあまり感じなかったです。試合前から快勝はできないだろうと予想していたので、ロースコアを狙い前半はキックを多用して、敵陣でずっと攻めたいという考えがありました。しかし今日はそこでミスをして、逆にやられてしまった感じです。タイトなゲームでミスが出てしまった、それが一番大きかったですね。来季の課題でしょう。そこを修正できれば強いチームになれると思うので、来季に向けて頑張っていきたいです。

 

<佐藤 慎之介/FB>

終盤はずっと攻め続けていましたが相手の守備が固かったです。こじ開けられませんでした。崩せないことはないと感じてはいましたが、そこで攻めきれなかった差はあったのかなと思います。もちろん、勝つ気満々で試合に臨んでいましたし、気合も入っていました。負けて折り返した前半も形は悪くなかった。試合を通して気持はまったく切れませんでした。もう一度やり直すしかありません。今日経験できた、トップリーグのボールへの反応の速さ、ラックなどでの球際の強さをさらに磨いていきたいと思います。
この試合のために大阪まで多くの方に来ていただいきました。最後まであきらめずにプレーできたのはファンの皆さんのおかげです。来季は常に「絶対にトップリーグに上がる」という気持ちで、試合に臨みたいと思いますので応援よろしくお願いします。

 

 

 

 
 

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